08DEC
レベル1 / 場面
年末調整をする
給与を払う会社が年末に行う税務事務の位置づけを知る。
毎月の給与で源泉徴収している所得税は、その時点では概算です。年末調整では、その年の給与総額や各種控除を反映して、1年間に納めるべき所得税額と毎月天引きしてきた税額との差を精算します。
会社側から見ると、年末調整は給与事務の年間決算に近いイベントです。
01 重要ポイント
この場面で確認する事項
対象者と申告書を確認する
全員が同じ扱いではないため、対象者と各種申告書の提出状況を確認します。
年間税額との差を精算する
毎月源泉徴収した税額の合計と、年末に計算した年税額との差額を還付または追加徴収します。
翌年の給与事務にもつながる
源泉徴収票などの作成や、翌年分の扶養控除等申告書の管理へ続きます。
02 手順
実務上の進め方
1. 従業員から必要情報を集める
扶養、保険料、住宅ローン等の申告書や証明書を確認します。
2. 年税額を計算する
年間給与と所得控除等を反映して所得税額を計算します。
3. 過不足を給与で精算する
源泉徴収済みの税額との差額を還付・徴収します。
03 資料要約
参照資料の内容
参照先の内容を要約しています。実際の手続、期限、金額、例外要件を確定する場合は原典を確認してください。
一次情報国税庁
No.2662 年末調整のしかた
年末調整の意味、対象となる給与所得者、年税額と源泉徴収税額の精算という基本構造を説明する国税庁の概要ページです。
- 毎月の源泉徴収額と年税額を一致させる
- 対象になる人・ならない人がいる
- 会社が給与支払者として行う事務
一次情報国税庁
令和8年版 源泉徴収のしかた
源泉徴収から年末調整、納付まで給与支払者が行う年間の源泉所得税事務を体系的に確認する国税庁の手引です。
- 毎月の給与計算と年末調整が一続きで分かる
- 賞与や退職等も含む給与税務の参照資料
- 年度ごとの最新版を確認する
追加で確認できる資料
一次情報 / 国税庁No.2505 源泉所得税の納付期限と納期の特例
3 資料要約概要を見る →給与等から預かった源泉所得税をいつ納めるか、小規模会社の納期の特例も含めて確認する。
一次情報 / 国税庁令和8年分 源泉徴収税額表
3 資料要約概要を見る →給与からいくら所得税を源泉徴収するか、実務で参照する公式税額表。
一次情報 / 国税庁令和8年分 年末調整のしかた
3 資料要約概要を見る →2026年の年末調整について、手順・チェック表・Q&A・申告書記載例をまとめて確認する。